外遊日 -ソトアソビ-

外で眠って山に登って何だって?

【木曽駒ケ岳】人生初登山のお話。

f:id:hoshico1110:20200221113451j:image

 

2019年8月4日 晴天

木曽駒ヶ岳千畳敷→中岳→木曽駒ヶ岳千畳敷

 

人生で初めての登山をする為に【木曽駒ケ岳】に行ってきました。

家から菅の台バスセンターまでは二時間弱の道のりらしく、朝3時起きの4時出発という事に。

 

この時はまだ山に登る”楽しさ”も”その良さ”も全く知らない状態だったので《眠い…山連れてかれる…泣》と正直思っていました。笑

 

 

菅の台バスセンターに車を止め、バスとロープウェイに乗って千畳敷駅まで向かいます。

f:id:hoshico1110:20200221122749j:plain

www.chuo-alps.com

 

f:id:hoshico1110:20200221113418j:image

 

 

 

ロープウェイを降りてすぐ、目の前に広がる千畳敷カール!!

f:id:hoshico1110:20200221120714j:image

濃い緑、青い空、初めて見るごつごつした岩肌の山…

「うわぁ〜すっごーーーい!!」という表現しか出来ない、圧倒的日本語不足!!

でもね、ただただ本当に、感動。

 

 

高山植物もたくさん咲いていて、まさに2612Mの楽園でした。

f:id:hoshico1110:20200221115611j:image

 

 

しかし…

楽園と思ったのもほんの束の間。

 

「えっ?!これを登るの!?」と驚きのあまり笑ってしまいました。

f:id:hoshico1110:20200221115628j:image

 

 【上を見上げて放心中】

f:id:hoshico1110:20200221140703j:image

 1歳半でジャグルジムを登った武勇伝を持つ私ですが、気付けばこの時35歳…

連れて行ってくれた子が「木曽駒は初心者でも登りやすい山だよ」と言っていたのを思い出します。

(ジャングルジムしか登った事のない初心者でも登りやすい山なのか?は聞き忘れました。笑)

 

 

 

 いざ初登山!!とりあえず頑張って、登る。

 

 おじいちゃんおばあちゃんに道を譲りながら…実際には追い越されながらも、登る。

f:id:hoshico1110:20200221124655j:image

ただただ足元だけをずーーーっと見ながら一歩一歩無心で、登る。

 

 

 

 

はい!だいぶ登ってきました!

赤い屋根の建物がロープウェイの駅。

f:id:hoshico1110:20200221115631j:image

 

 

その後も黙々と登り続けて…

 

 

登りきった後。振り返った時の絶景と達成感は最高でした!!(まだ頂上ではない)

本当に綺麗で、とにかくこの景色は忘れられません。また行きたい…
f:id:hoshico1110:20200221124701j:image

 

 乗越浄土で少し休憩した後、ちょっと散策(実は軽く迷子)

f:id:hoshico1110:20200221142115j:image

 

駒ケ岳への通過点、中岳山頂!

f:id:hoshico1110:20200221143346p:image

大きな岩がたくさんあって結構長い時間写真撮影していました。

 

しかしこの辺りから弱音を吐き始め、最後は根性だけで登っていたので、駒ケ岳山頂への岩ごつごつ急登り地帯の写真は全くありません。笑

 

 

 

そしてやっと着いた!駒ケ岳山頂!!頑張った!!!

f:id:hoshico1110:20200221145248j:image

 

山頂につくと雲がたくさん出て来てあまり展望は良くなかったんですが、このカップヌードルカレー味の為に頑張って登りました。

f:id:hoshico1110:20200221145355j:image

 

 

降りの記憶は殆どありません。

とんとん降りて気付いたら剣ヶ池でした。
f:id:hoshico1110:20200221145401j:image

 

初登山からもうずいぶん経っているので、当時の記憶は曖昧ですが私の人生初登山の感想は「ディズニーランドより楽しかった!!」でした。

 

確かにしんどかったはずなんですが、登り切った後の景色と高揚感が結局忘れられない…そんな感じ。

 

何事も終わってしまえば楽しかった記憶だけが色濃く残る様に、人間の記憶というのは曖昧できっとそんなものだと思います。笑

 

この登山から2回目の登山まではしばらく時間が空くんですが、やっぱりなんだか無性にまた登りたい!!と思ったのが冬だった事もあって低山ハイクをちょろちょろと始めました。

 

何で山に登るの?と聞かれても、回答は十人十色なんじゃないかなぁと思います。

わたしが山に登るのは「痛いと気持ち良いの境目が曖昧な人間だから」笑

 

余談が長くなりましたが、以上が私の初登山のお話でした。